鴨農場に行って来た
2005年 10月 08日
ピヨピヨ。
茨城の西崎ファームさんに、会社のイベントで参加した。
ヒナにエサをあげ、近いうちに堵殺(とさつ)されるであろう鴨を「かわいい!」と声をあげ観察し、鴨料理をワインの専門家の説明とともに食した。おなかが痛くなるほどたらふく食べた。
もともと鴨大好きな私。
まったく臭みがなく、ジューシーでとろける脂。やはり西崎さんとこのはおいしいのです。
西崎ファームさんでは、放し飼い・無農薬、非遺伝子組替飼料使用で鴨を育てている。
「安全」で「おいしい」。
放し飼いにして、免疫力をつけ、ストレスフリーにすることで健康な鴨を育てる。
簡単に言ってしまえば、それまでだ。
しかし、労力的にも、鴨にとっても大変なことなのだ。
野菜や果物が病気になれば農薬や殺虫剤を撒く。
無農薬で育てるのなら、間引いたり、病気の部分を切り取ったりできる。
人間やペットだったらどうだろう?
病気をしたり、怪我をしたら医者にかかったり、薬局で薬を買ってきて治療したりする。
でも、薬物を使わないとしたら・・・。
隔離し、栄養価のある食べものを食べさせるくらいしかできない。
鴨たちは「早く、治療してくれ!」と思っているに違いなく、鴨にとってはとても残酷なことなんです。
そう語っていた西崎社長。
おいしくないから。おなかいっぱいだから。食べ放題だから。
そんな考えで食べものを残す人が少なくない。
殺生して食べていることを日々心にとめ、私たちは食べていかねばならない。
しかも、それが生きていくため最低限な食べものなわけではなく、人間の嗜好のための
ものだとしたらなおさら。
だから、小学低学年のころにでも、教育の一環として堵殺を見た方がいい、と私は考えている。
私自身、まだ実際には見たことが無い。大人になって遅いとは思うが、
今回は見れず。機会あらば見てみたいと思う。(ビデオでは見たことがあるのだが)
おいしい料理はわらわらさんのブログで見てください。
by joco_78 | 2005-10-08 13:11 | お出かけ